書き溜めたにじみ絵で工作
おうちでにじみ絵、私も楽しくて癒やされるので娘と一緒に楽しんでいます。
先日百町森さんでも水彩のお話をインスタライブでしていて、参考になりました。
You Tubeにもあげてくれているのですがうまく再生できない…?見れますか?
三原色にもいくつか種類があることを初めて知りました。
我が家で使っているのは基本の三原色、01洋紅色・05レモン・10ウルトラマリンブルーです。
シュトックマーの絵の具は自然の植物や鉱物が入っていて、色もとっても綺麗です。
お水で少量の絵の具を溶いたあとは蓋付きの瓶で冷蔵庫で保存しておけるので、すぐ消費してしまうこともなく、気軽にできるのではないかなと思います。
本来、年齢の小さいうちは一色だけから初めて…薄い色から順に…など色々と決まったやり方があるようなのですが、我が家では三原色を使って「色を変える時は筆をあらってタオルで拭く」というルールしか決めていません。あくまでおうちでの楽しみ方です。ご容赦ください…。
さて本題は、書き溜めたにじみ絵をどうしましょうか?です。
毎週、いや週に多いと3回くらい書くこともあって、どんどんとたまっていきます。
(本当はシュタイナー幼稚園では毎週決めた曜日にやるのですが、我が家では好きな時にやっています…。)
にじみ絵は書いている時に色の体験を楽しむものであって、出来上がったものを「作品」として子どもに意識させるものではないという考え方なようなので、我が家では壁に貼ったり飾ったりはしていません。
もしできあがりが汚い色になってしまっても、その過程で美しい色の体験を楽しんでいるから十分で、作品自体を大人がどうこう評価するものではないそうです。
出来上がったもの自体は「子どものうんちのようなもの」という説明を聞いてなんだかたしかに、そんな感じするな〜とストンと納得しました。でも面白い表現。
あまり知らずに始めた時はついつい「汚くなってきちゃうからこのへんで終わりにしようか」「きれいに書けたね」「色が混ざってオレンジになったね」、などなど、本当にいらない声掛けをいちいちしてしまったなぁと反省…。
さてそのため、書き溜めた絵は色々な工作に使っています。
夏には星のランタンを作って楽しみました。
これはクーヨンやとしくらえみさんの本にも載っているのですが、You Tubeにも作り方が出ていました。
オイルペーパーにするのはちょっと怖くてそのまま折りました。
それから手付き籠も。
これは前に海外のおもちゃ屋さんのInstagramで見たことがあったものを真似してみました。
①四等分に線を引いて一番下のみ切り離す。
②上部分は更に縦に三等分に線を引いて、真ん中は両端を三角に切り、上下は両端を三等分に切込みを入れる。
③②で三等分の線を引いたところで折り、切込みを入れたところを重ねながら籠状に丸くして三角部分にホチキスで止める。
④①で切り離した一番下の部分を三つ折りにして、持ち手にしてホチキスで止める。
⑤ホチキスの裏を怪我をしないようにテープで隠す。
おままごとで活躍します。破れてもまだ使っています。
と、色々凝った(?)ものも作ったのですが、一番よく作るのはただの箱です。
この箱の作り方の覚え方は、私がいつも折っているのを横で見ていた娘が思いつきました。
覚えやすくないですか?お子さんに教えるのにいいかな〜と思ってのせてみました。
この箱を折って、卓上のくず入れにしています。
使ったティッシュや納豆のタレのゴミとか、封筒を切った時のゴミとか、机にひとつくず入れがあると便利です。汚れてきたら中のゴミと一緒にゴミ箱へ捨てて、また次の書き溜めたにじみ絵で箱を折る。
にじみ絵をはじめる前はチラシで折っていたのですが、圧倒的にこの方が見た目にも綺麗で、食事の時や作業をする時に目に入ると、「娘と一緒に書いたな〜」とちょっと癒やされます。
普段折り紙やチラシで作るものも、にじみ絵で作ると綺麗で心地が良いですよ。
作品として意識するものではなくとも、やっぱり思い出にはなるので、全部を工作には使わずに、少し残してファイルに入れているものもあります。大きくなってから眺めてみるのも楽しいかな、と思っています。
誰かのなにかの参考になれば幸いです。