カレンデュラオイルで手あそび
お外遊びから帰ってきて手を洗った後やお風呂の後など、ヴェレダのカレンデュラオイルを使って手あそびをしています。長女が「いい匂いのオイルしよう〜」と言って持ってきます。
長女が気に入ってよくやって〜とリクエストしてくれるのはこのふたつ。
改めて見返すととっても優しくて、我が家ではこんなにゆっくりじっくりやれていないなぁ…
変に子どもに媚びたような高い声でなくて、普通の声でやります、という説明も自分に合っていて、良いなぁと思います。
先日松浦園先生の講演を聞いたときにも、「自分の手をちゃんと自分のものにできるように」ということを強調してお話していました。静けさの体験の大切さも。
この解説もみてみると手あそびのときにしっかり意識できるなぁと思います。
手あそびを通して「大切にされている」という気持ちをもたせてあげたいな、と思います。
たかが手あそび、ではなくて奥に深い意味があって、勉強になります。
最後の方に虐待の話を少しされています。大人こそ、「大切にされている」という意識が必要なのかもしれません。
こどもの要求に答えるばかりの毎日を送っていると(もちろん必要なしつけはするけれど)、なんだか自分がすり減らされるような、なんとも言えない気持ちに襲われることって私だけでなく感じた方はいらっしゃるのではないでしょうか…?そんな方にも、このプロローグの動画は見ていただきたいなぁと感じます。
さて自分を顧みてみると、私はちゃんと「自分の手」になっているのかな…?
もう30年も生きているのに、全然できていないような気がしてきます。衝動的に物にあたってしまったり、気持ちのままにドアを強く締めたり、、自分の指先まで意識できているかどうかと言われると、きちんと認識できていないなと感じます。
思い出してみればピアノの先生の手の動き、料理上手、掃除上手な祖母の手の動き、ベテラン助産師さんの手の動き…。
いままでの人生で出会ってきた尊敬する方々の手の動きは指先まで神経が届いていたなと感じさせられます。
きれいな人は指先まで綺麗、といいますよね。これは決して爪のお手入れがされていることやきれいなネイルアートが施されているかどうかではなく、指先の所作のことを言うように思います。
私も今からでも遅くない?こどもと一緒に自分の手のことを意識したいな。
最近長女はお風呂上がりの次女の手に手あそびをしてくれます。
まだまだ自分の手になっていない次女が、手をバタバタ不随意に動かしてしまうことに苦戦しながら。合っていたり合っていなかったりもするけど、その姿がとても優しくて頼もしい。
子どもにとっても私にとっても、心地の良いひとときです。